みなさんはノーカウント事故という言葉を聞いたことがありますか?
ノーカウント事故とは、交通事故を起こして保険金を支払っても保険事故扱いにならない事故のことを言います。ノーカウント事故を起こしても、翌年のノンフリート等級は事故を起こさなかった場合と同じく1等級上がっていきます。ノーカウント事故の対象は、
搭乗者傷害保険事故、無保険車傷害保険事故、ファミリーバイク特約事故、人身傷害補償特約事故、弁護士費用等補償特約事故、対人賠償保険の臨時費用保険金のみの事故、日常生活賠償責任保険特約(示談交渉付)事故、搭乗者傷害保険の医療保険金倍額支払特約事故、搭乗者傷害保険の家事労働費用補償特約事故、搭乗者傷害保険の追加支払に関する特約事故、ペット搭乗中補償特約事故、携行品損害補償特約事故、地震・噴火・津波危険「車両全損時一時金」特約事故、形成手術費用補償特約事故、が対象になります。
ノンフリート等級制度とは、ノンフリート契約者の方に対して適用される保険料金の割引制度で、1等級から20等級までの等級と無事故・事故有の区分に分かれています。初めて契約される人は6等級から始まり、1年毎に等級が変化していきます。等級区分は20に近い程、割引金額が高く、1に近い程、割り増しされていく仕組みになっています。
事故で保険を使う場合、原則としては3等級ダウンとなり、事故の状況によっては、1等級ダウンとなります。しかし、事故状況が上記のものに当てはまるとノーカウント事故扱いとなり、等級は無事故扱いと同様に等級上がることになります。
だからといって、事故を起こしても大丈夫ということはないので、みなさんも交通事故には十分気をつけましょう。
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