自動車保険 値上げ の内容はどうだった?

投稿者: | 2015-12-06

2012年10月、自動車保険業界で大きな改定が行われました。

2015年10月、にも大きな改定が行われました。

自動車保険が値上げ?

ネットでは「自動車保険が大幅値上げ」という題で大きく取り上げられました。 これは、保険料自体が直接的に値上げされた」訳ではありません。「保険料が大幅に値上がるような制度改定が行われた」ということです。ポイントは29歳以下と70歳以上。事故が多いこの年齢の人たちの保険料値上げの率が高いので逆にその年齢以外の人たちの変化はあまりない。

値上げの真相

損保大手各社は確かに保険料自体の値上げを定期的に行っています。 実際2013年4月に損保ジャパン・日本興亜は平均約2%の値上げを実施しています。さらに2013年10月に三井住友:1.7%・あいおい:1%値上げを実施東京海上も他社に合わせるようにして保険料の値上げを予定しています。 しかし、「大幅値上げ」といわれる本当の理由はそれではなく、「等級制度の大幅な改定」によるものです。

→等級制度の改定についてはこちらから

簡単に言えば「事故を起こしたら割引率を大幅ダウンさせていただきます」という制度改定です。同じ等級でも無事故の場合(無事故係数)と有事故の場合(事故有係数)では割引率が3分の2になってしまいます。%で言えば最大20%もの差が生じるようになりました。

これが、「自動車保険の大幅値上げと」といわれる最大の原因です。 ただ、若干ですがこの等級制度改定により割引率が高くなる等級も存在します。

日本損保協会が出した新等級制度の割引増率表だと、無事故であれば4等級~13等級までであれば数%割引率が上がっています(旧等級制度と新等級制度(無事故係数)とを比較)。しかし、無事故でも15等級~19等級を新旧で比較すると新等級制度(無事故係数)のほうが割引率が低く設定されています。

事故を起こした人14等級以上の優良ドライバーに対して強制的な保険料値上げが行われたというのが今回の等級制度改定ということになります。

新等級制度では「等級据え置き事故」も「1等級ダウン事故」と改められ、このときも次回更新時には事故有係数による割引率が適用されるため、「保険を使用する=大幅な保険料増」という形になってしまいました。

今までと同じような割引率で保険料を契約し続けたい場合は「保険を使用しない=保険会社が保険金を支払わない状態を維持し続けなければならないということです。 損保各社が自動車保険業界で軒並み赤字続きであるとはいえ、この大幅な改定には理不尽さを感じている契約者はかなり多いのではないでしょうか。

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