自動車の保険について(自賠責保険、任意保険)

投稿者: | 2016-03-06

自動車保険は大きく2種類の保険が存在します。クルマを購入したならば、必ず加入しなくてはいけない自賠責保険。そして、クルマの所有者が任意で加入する任意保険のふたつです。自賠責保険は、別名、強制保険とも呼ばれています。それは、加入が法律で義務づけられているからです。

自賠責保険に加入していないクルマを、もしも公道で走らせると、その運転者には交通法規違反となり、無保険運行で6点、保険のない車両は車検もないはずなので、無車検運行6点。合計12点の違反点数になります。もしも過去3年間に免許停止の経歴がなくても、12点の違反では、一発で90日の免停となります。もしも1回でも免停の経歴があれば、免許取消となってしまいます。1回の違反で12点にもなるものは、無免許運転、もしくは時速50kmオーバーの速度違反という、違反としても悪質なものばかり。自動車保険に入らないでクルマを動かすというのは、それと同じくらい悪質な行為と見なされているのです。

自動車保険のうち、法律で義務づけられる自賠責保険には特徴があります。それは、加害者側となってしまう運転手のケガや運転手のクルマを、まったく補償しないということです。つまり補償は被害者に対してのみ。しかも、物損など、モノに対しての賠償はなく、ただただ被害者の人的被害だけ。さらに、支払われる補償額には上限があります。その上限は、死亡した場合で3000万円まで。ケガならば120万円まで。後遺症に対しては、程度に応じて75?4000万円まで。死亡した被害者への補償額が1億円を突破することもある、昨今としては、はなはだ心許ない額。万一の事故のとき、自賠責保険だけでは、補償が足りなくなることは必至となります。

現在の高額な補償を主体となって受け持ってくれるものが、任意保険です。これは、私企業である保険会社が、リスクに応じて保険額を決めて、加入者を募るというもの。こちらの特徴は、幅広い補償が用意されていますが、何から何まですべてを補償しようとすると加入に支払う保険額が非常に高額になってしまうこと。そこで補償の条件を制限することで、保険料金を抑えるという仕組みになっています。

任意保険は幅広い対象を補償します。まず、対人の補償として、被害者だけでなく運転者サイドも補償します。またクルマや、物損などのモノの補償までしてくれるのです。