損保査定担当者から見る車両保険の選び方

投稿者: | 2015-03-06

車両保険の選び方について教えてください。

まず、あまり知られていないことですが、自動車保険というのは、基本的に接触事故等では保険使用すると3等級ダウンします。その他には、場合によっては1等級ダウン事故やノーカウント事故というものもありますが、今回は、3等級ダウン事故を前提に考えていきます。

そして、等級というのは一年で1等級づつしか回復しません。3等級下がった場合、等級を取り戻すには3年かかります。そして、等級がダウンした分は保険料も上がってきます。

そこで自動車保険を契約及び更新するに当たって確認してほしいことがあります。

等級ダウン事故で保険を使用した場合に次年度の保険料がどの位上がるかの試算です。それも向う三年間(等級が戻るまでの試算)が必要です。それでもし、10万円上がりますと言われて保険を使うかどうかです。

その保険料の値上がり分は事故があっても使用しないのであれば、その額程度の車両免責をつけておきましょう。そうすれば、保険料も安くすることができますし、実際使わないのであれば免責があっても問題ないはずです。

但し、その免責金額は保険が下りないということから実費になりますので注意が必要です。その分保険料が上がってくることが分かっていても、すぐに手持ちのお金がないという場合は車両保険を免責なしでつけておいた方がいいでしょう。

また、特約で車対車免責0特約というものがあります。これは、車同士の事故であれば、車両保険の免責が0になるというものです。そのため、損傷が大きくなりがちな車同士の事故の場合のみ免責0になるようにしておけば、安心ですし、全て免責0にするよりも保険料が安く抑えられます。

また、車両保険自体をつけるか否かはその車の価値によって検討した方が良いと思います。絶対に修理をしてまた乗り続けるという方は、自分の運転が問題なかったとしてもどんなもらい事故やいたずら、盗難等に合うかわかりませんので、かけておいた方がよいでしょう。また、もし事故しても古い車だし、修理もしないという方は保険料とも比較検討してつけないことを選択しても良いと思います。

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