損保査定担当者から見る自動車保険特約の選び方

投稿者: | 2015-03-06

元自動車保険の損保社員の方に伺います。損保社員の方がおすすめの特約とその必要性をいくつかあげてくださいという問い。

1、代車特約の必要性

代車特約(保険会社によって名称は異なります。)というのは、保険会社によって多少異なりますが、自分の自動車に対して、事故日・入庫日または盗難届を警察署に提出した日から30日以内で代車を実際に使用した日数分の保険金をもらえる特約です。

種類は、日額払いもしくは実損払いがあります。

この代車特約を付帯されている方は結構多いと思います。

しかし、本当に必要でしょうか。週末しか車を利用しないご家庭であれば、少しの間公共交通機関を利用して過ごすこともできます。

また、車を毎日使うという方であっても、最近では多くの保険会社が提携の修理工場を抱えており、その提携修理工場で修理をすれば、代車を無料で貸してくれる場合が多いです。

特に大きな事故であれば、いつ修理が終わるか分からないですし、過失割合交渉中であれば、代車費用をどれだけ認定してもらえるかという不安も続きます。そんな場合に、代車無料というところを紹介してもらっていれば、とても安心です。代車特約は、借りれる期間も30日間と決まっている保険会社がほとんどだと思いますので、その点からも長期で借りる場合には十分とは言えません。

2、対物超過修理費用補償特約の必要性

対物超過修理費用補償特約(保険会社によって名称は異なります。)は、対物事故における相手車の修理費が時価額を上回り、補償されない超過部分が出てしまった場合に、その超過部分を補てんする特約です。但し、超過部分の支払いは50万円が限度で、且つ過失割合がそれぞれに発生する場合は、賠償すべき過失割合分のみの補償となります。更に相手車を実際に修理することが条件です。

ですが、法律上の賠償義務としては、時価額で足ります。相手がどうしても時価額では納得せずに修理代金を賠償してほしいという場合には使用することができますが、基本的には必要のない賠償ですので敢えてつける必要もないと思います。

たとえば、例えばお仕事柄で示談交渉が長引くことが多大な不利益になる場合や、示談難航すること自体避けたいなど示談難航に関して不安がある方は解決の切り札として特約を付けておくのも良いと思います。

3、車対車免責ゼロ特約

車対車免責ゼロ特約とは、他車との衝突・接触事故を起こした場合に、車両保険の免責金額をゼロにすることができる特約のことです。

この車対車免責ゼロ特約は、つけておいた方が良いです。相手の車がある事故においては、自損事故と違い、損傷も大きくなる可能性があるため、保険を使用する可能性も高くなります。その場合には、この特約で免責がゼロになりますので、自分の負担がなくなりますのでつけておいた方が良いでしょう。

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